何時間ねむらなければいけないというのはありません。人によって個人差がありますし
私たちが眠くなる時刻は体内時計で決まります。朝起きて14時間ほどは体温が
上がり続けて活動に適した状態になります。その後体温が下がり始め2時間後くらいに
眠くなってきます。ですから「明日の朝は早いから」と早めに床についても
寝つけなかったり、8時間睡眠にこだわって決めた時間に寝ようとしても、体はまだ
睡眠の準備段階であることがあります。それに「眠らなければ」「眠ろう」と
強く意識しすぎるとかえって頭がさえてしまって寝つきをわるくしてしまいます。
眠くなってから布団に入ることが大切です。そのために眠りにつく前にくつろぎの時間を
設けてリラックスしましょう。体内時計が眠くなる時刻を決めますから朝は一定の時間に
起床しましょう。「寝つきが悪い人は、休みの日には遅くまで寝すぎない」ことも大切です。
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